ソフビ製造工程

1 | 流し込み

金型に液体の材料を流し込みます。
材料は、調色済みの色つきのものを使用します。

2 | 脱泡

金型内部の材料は粘土が高く、気泡を内包しております。
遠心脱泡機や真空脱泡機を使い、気泡を抜きます。

3 | 目付

190℃程度のオイルバスに金型を浸け、必要な厚みを確保します。

4 | リターン

金型内部の不要な液体材料をもどします。
金型内部には、固化した膜が残ります。

5 | 焼き

金型内部に残る、厚みぶんのソフビを完全な固形にします。
190℃程度のオイルバスに2分ほど浸けます。

6 | 冷却

固化したソフビは、高温で加熱したため、そのまま金型から引き抜くとのびてしまいます。適温になるよう、冷却します。

7 | 脱型

冷却した金型を専用の架台にかけ、ペンチで引き抜きます。

8 | バリカット

ソフビは、パーツ毎に作られますが、不要な部分(バリ)がありますので、カットします。

9 | 塗装

ソフビの油分を軽く洗い流し、塩ビ専用の塗料で塗装します。

10 | 組立

塗装されたパーツを組立、完成となります。
常温のソフビは硬いため、一度温めて柔らかくして組み立てます。